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新紙幣のデザインがダサい理由は?特徴をフォント、肖像画他で調査!

分析
出典:Living
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2024年7月3日、日本で流通している紙幣(一万円札・五千円札・千円札)3種類のデザインが変更され、新紙幣として生まれ変わりました!

デザイン変更は20年ぶりとなった新紙幣ですがSNS上では…

新紙幣のデザインがダサい

新紙幣は安っぽくて、おもちゃみたい

との声があがっているようです。

今回は、新紙幣のデザインがダサいといわれる理由は何なのか?フォントや、肖像画などの特徴を調査してみました!

 

20年ぶりの新紙幣!デザイン変更もダサいとの声…。

2024年7月3日より新しいデザインに変更となった新紙幣の発行がスタートしました!

前回のデザイン変更は2004年(平成16年)で新紙幣が発行されるのは実に20年ぶりとなっています。

あたらめて新紙幣を見てみましょう!

出典:中日新聞

発行開始(2024年7月)からの1~2ヵ月は、

「全然流通しておらずまだ実物を見ていない」

との声も上がっていた新紙幣ですが、約半年経った現在(2025年1月末時点)ではかなり流通してきたなといった印象です。

私自身もデザインが変更された新紙幣3種類(一万円札・五千円札・千円札)、すべてを手にいれた時にはちょっと感動しましたし、そこから新紙幣旧紙幣の3種類、計6種類の紙幣をすべて財布にそろえてやる!なんて無駄な収集癖に火がついてしまったのも覚えています!

一時期は、ATMからピン札の新紙幣が出てきたときに、後ろで順番待ちしていた人に聞こえるかどうか位の小声で思わず「おっ!」って声が出てしまうくらいでしたからね(笑)

そんな20年ぶりとなった新紙幣、新しくなることが発表されたタイミングや、実際に手にした人から、「デザインがダサい」との声があがっています。

ダサい…ですかね?

正直私は新紙幣を初めて手にしたときから「ダサい」とは思っておらず、ただただ純粋に新しい新紙幣が手に入ったことをニヤニヤと喜んでいたのですが。

世間ではなぜ新紙幣のデザインはダサいと言われてしまっているのでしょうか?その理由になっていると思われる特徴を紹介します!

 

新紙幣のデザインがダサいといわれる理由の特徴は?

書体・フォントに違和感がある

新紙幣のデザインがダサいと言われる理由となっている特徴1つ目は、「書体・フォントに違和感がある」です。

今回のデザイン変更では金額を表す部分が、

旧札:漢数字の方が大きく数字の方が小さい

新札:数字の方が大きく漢数字の方が小さい

と、変更となっています!

こうやって並べて比較して見ると、確かに新紙幣になって数字の部分がかなり大きくなっていることがよくわかりますが、言われるまで私は気になっていませんでした。

特に何も気にならずに受け入れていた私なんかより、ダサいと批判している人の方が、よっぽど新紙幣に興味を持っていろいろな個所をきちんと確認している証拠かもしれませんね!

そしてこの、中央にかなり大きく配置されている額面数字のアラビア数字のフォントは「UDゴシップ体」が採用されており、漢数字などの他の部分とは違う書体となっています。

どうやらこのアラビア数字のみが「大きなゴシップ体」となっている違和感がダサい・安っぽいといわれる理由となってるようです!

今回新紙幣となった3種類(一万円札・五千円札・千円札)すべてが、漢数字とアラビア数字の配置、そして数字のサイズが変更されていますが、

【五千円札】

【千円札】

確かに、意識してみてみると「数字のサイズでかいな!」とちょっと笑えて来ました(笑)

ちなみに今回のデザイン変更では「ユニバーサルデザイン」というデザインが採用されたそうです。

ユニバーサルデザインとは、

文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの個人の違いにかかわらず、出来るだけ多くの人々が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)のこと

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3

ということで、確かに子供や、漢字の読めない外国人の方でもわかりやすい新紙幣になっていると思いました!

ダサいと言われてしまっている、額面数字のフォントにもきちんと理由があったのですね!

これだけ大きくわかりやすい額面数字のおかげか、先日財布の中を整理している私をみて、数字が分かるようになってきた我が子が「パパ、○万円持ってるの良いなぁ~」と金額をきちんと計算した上でかわいい小言を言っていました(笑)

子供を持つ親目線では、ダサいと言われていても今回のデザインはとてもいいのでは?と感じています!

ちなみに、私は全く気付いておらず、初めて知ったときに「すごい!」と感動した部分の一つなのですが、今回の新紙幣は一万円札と千円札の「1」の表記が違う書き方になっているのはご存じでしょうか?

一万円札の「1」は鍵付きの「1」、千円札の「1」はただの棒の「1」で、こちらも区別がつけやすいようにとの工夫なんだそうです!

正直なところ、紙幣の隅々まで細かく見る機会は少なくとも私にはありませんでしたが、細部にまで様々な工夫が施されていて、見れば見るほど、知れば知るほど改めて日本の技術ってすごいんだなと感心しました!

肖像画が大きい

新紙幣のデザインがダサいと言われる理由となっている特徴2つ目は、「肖像画が大きすぎる」です。

今回の新紙幣へのデザイン変更で一万円札・五千円札・千円札、表面に印刷される肖像画の人物も変更となりました。

一万円札:福沢諭吉→渋沢栄一(しぶさわえいいち)
五千円札:樋口一葉→津田梅子(つだうめこ)
千円札:野口英世→北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)

この表面に占める「肖像画のサイズが大きい」と感じる声も上がっているようです。

先ほどの新旧の一万円札を並べた画像で肖像画のサイズを確認してみましょう。

確かに、新紙幣の方が明らかに人物の顔が大きく印刷されているのがわかります!

まだ旧札の方が見慣れているので、余計に今回の新紙幣には「顔が大きい!」といった印象をもってしまうのかもしれませんね。

学生時代、社会科がかなり苦手な教科だった私としては、「渋沢栄一」以外の2人は正直名前すら知らなかったレベルなので、よく知らない人物の肖像画が大きく印刷されているのはちょっとダサいかも…と思ってしまいました。

まぁ、ぶっちゃけ渋沢栄一も名前は知ってるくらいで、ただただ私の勉強不足なんですけどね(笑)

ちなみに世間の声では「大谷翔平」「某人気アニメの主人公」を次の肖像画にして欲しい!なんて声もありましたよ。

大谷翔平選手の紙幣良いですね!それこそ今作ったらおもちゃっぽくなってしまいますかね(笑)

さすがにちょっとふざけてる感が出るでしょうし、いくら人気とはいえ正式な国のお金(紙幣)にアニメキャラはダメでしょうけど、個人的には知ってる好きな人物が紙幣に印刷されるのは財布を開くたびに気分があがっていいかもなと思いました!

裏面の数字部分が大きすぎる

先ほどまでは表面の特徴をお伝えしていましたが、どうやら裏面にも新紙幣がダサいといわれる理由があるようです。

新紙幣のデザインがダサいと言われる理由となっている特徴3つ目は、「裏面の数字部分が大きすぎる」です。

それぞれの裏面画像を見てみましょう!

【一万円札】

【五千円札】

【千円札】

確かに数字が大きい!めちゃくちゃ目立ちますね!

どう見ても一番最初に目が行くのは大きく印刷された「10000」「5000」「1000」の数字の部分ですね!

表面と同様、フォントと大きいサイズが理由でおもちゃみたいに安っぽく見えてしまっているのかもしれません…。

とはいえ、この部分も先ほど紹介した「ユニバーサルデザイン」を採用したからでしょう!

「ダサい」とか「おもちゃみたい」とか言われても、一万円は一万円、お金としての価値は変わりませんので、色々な人がわかりやすく認識することができるデザインは、やっぱり私はとてもいいデザインじゃないかなと感じましたよ!

子育て中の親目線でも、子供と紙幣を見ながら、お金や算数の勉強をするとなったときに「大きくて見やすい」という特徴は大歓迎!むしろ「この人だれ?」とか肖像画の方を聞かれたら困るので、どんどん数字をアピールしてほしいと思いました(笑)

実はいろいろな意図があるものの、このような特徴が「新紙幣のデザインがダサい」と言われてしまっている理由と考えられますが、皆さんはどう感じたでしょうか?

確かに言われて見てみると「数字のフォントだけ違う」部分に違和感を感じなくはないですが、私は「ダサい」とまでは思いませんでした。

むしろ、ユニバーサルデザインという様々な年齢や国籍の人に対応するための工夫でよく考えられているデザインなんだなと、やはり日本の技術はすごいなと感心しっぱなしでした(笑)

 

ダサいだけじゃない!新紙幣に対する世間の声は?

ここまでデザインがダサいと言われてしまっている新紙幣の特徴を紹介しましたが、もちろん新紙幣に対して良い印象を受けている世間の声もたくさん見られました!

新紙幣はかっこいいといった声や、

実際に手に取ってダサいと思わなくなった、また、ユニバーサルデザインが採用されていることを知ってダサいといわれるデザインでも納得したといった声も見られました!

賛否両論ある新紙幣のデザインですが、キャッシュレス化がどんどん進んでいる現代でもこれほど関心が集まるのは、やはり生きていくうえで「お金」というものは気切り離すことができないからでしょうね!

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、20年ぶりにデザイン変更された新紙幣がダサいといわれる理由は何なのか?フォントや、肖像画などの特徴を調査してみました!

ダサいといわれるデザインには、子供からお年寄り、外国の方といった様々な人の使いやすさを優先した理由があったのですね。

これから新紙幣を使う時には、優しさを感じながら使おうと思いました!

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